健康長寿が運営する「ひとみの専門店」はこのほど、「眼病とルテインの認知度について」の調査結果を明らかにした。同調査は2月24日~3月4日にかけて、目の病気に関心があると答えた10代~70代の男女800名を対象にインターネットで実施したもの。

自身または知り合いが、白内障、緑内障、加齢黄斑変性、飛蚊症(ひぶんしょう)、ドライアイなどの目の病気になっていますか?

自身または周囲で、白内障、緑内障、加齢黄斑変性、飛蚊症(ひぶんしょう)、ドライアイなどの目の病気になっている人はいるか尋ねたところ、「自分自身がなっている」と27%が回答した。「自分の両親」は29%、「家族または友人がなっている」は23%で、計79%が自分もしくは自分の周囲の人が目に何らかのトラブルを抱えていることがわかった。

自分自身が目の病気になって薬を服用している人を対象に、今後はどのような対応を考えているか聞いた。すると、69%が「食事療法やサプリメントも検討する」と回答し、半数以上はサプリメントも併用して検討したいと考えていることがわかった。「今後も薬のみで治療する」は31%となっている。

(自分自身が目の病気になって薬を服用している人を対象に)今後はどのような対応を考えていますか?

続いて「ルテイン」という成分について調査した。ルテインは強い抗酸化作用を持つカロテノイドの一種で、ほうれん草・ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれている。ルテインは人間の目の水晶体と黄斑部に多く存在しており、これらの部位が正常に機能するために重要な働きをしているという。

ルテインという成分を聞いたことがあるか尋ねたところ、66%が「知らない」と回答し、「知っている」は34%にとどまった。欧米では認知度が高いルテインだが、日本ではまだ認知が進んでいないことがわかる。

ルテインという成分を聞いたことがありますか?