台湾MSIは20日、NVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 1080」を搭載したグラフィックスカード「GeForce GTX 1080 Founders Edition」を発表した。27日の22時に発売し、価格は未定。
「GeForce GTX 1080」は、最新アーキテクチャ「Pascal」をベースとしたGPUで、16nmFinFETの製造プロセスにより、2,560基のCUDAコアを集積。さらに、最新グラフィックスメモリ規格のGDDR5Xを採用し、Maxwell世代のフラグシップGPU「GeForce GTX TITAN X」を超えた性能を実現した。
また、"Founders Edition"は、NVIDIAが設計した静音クーラーを搭載するほか、より高いオーバークロック耐性を備えるという。
主な仕様は、CUDAコア数が2,560基、コアクロックが1,607MHz、ブースト時が1,733MHz、メモリは256bit接続の8GB GDDR5X、メモリスピードは10Gbps、補助電源ピンは8ピン×1、TDPは180W。出力インタフェースは、HDMI 2.0×1、DVI-D×1、DisplayPort 1.4×3。MSIオリジナルのオーバークロックユーティリティ「Afterburner」が付属する。