2015年10月に放送終了したTVアニメ『ノラガミ ARAGOTO』の集大成となるイベント、「ノラガミ ARAGOTO -MATSURIGOTO-」が5月14日、千葉県文化会館にて開催された。第1部と第2部の2公演開催され、総勢12名のキャストが登場した。
出演者は、夜ト役の神谷浩史、壱岐ひより役の内田真礼、雪音役の梶裕貴、毘沙門役の沢城みゆき(第2部のみ)、兆麻役の福山潤、囷巴役の井上和彦、陸巴役の星野貴紀、恵比寿役の置鮎龍太郎、小福役の豊崎愛生、天神役の大川透、藤崎浩人役の石川界人、真喩役の今井麻美(第1部のみ)。2015年8月8日に開催された「ノラガミ ARAGOTO -日比谷ノ杜祭-」から約9カ月ぶりにキャスト陣が一堂に会するイベントとなる。今回は第1部の様子をレポート。
『ノラガミ ARAGOTO』は、漫画雑誌『月刊少年マガジン』にて連載中の『ノラガミ』を原作としたTVアニメ。バスに轢かれそうになった無名の神・夜トを助けようとするも、自らが交通事故にあってしまった女子高生・壱岐ひより。幸い命に別状はなかったものの、魂が抜けやすい体質になってしまったひよりは、その体質をもとに戻すため、夜トと関わっていく、というストーリー。
鳥居や提灯で彩られ、「現世」をテーマにしたステージにキャスト陣が続々と登壇し、イベントスタート。主人公・夜トを演じる神谷が「早くて安くて安心! デリバリーゴッドの夜トでございます!」と挨拶しながら登場すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
印象に残ったシーンを語る「ノラガミ –KATARIGOTO-」や、3チームに分かれて人気TOP10ランキングを当てる「此岸を徹底調査 ノランキング –ATEGOTO-」などで盛り上がり、イベント後半戦ではこの日のために書きおろされた長編朗読劇「オリーブ軒のひみつ」を披露した。
さらに、エンディングテーマを担当する歌手のTiaがゲストとして登場。「ハートリアライズ」や「ニルバナ」を熱唱し、そのままエンディングへ。神谷の「(今回のイベントで)夜トというキャラクターがすごく好きだと改めて感じました。みんなで『ノラガミ』の話ができてうれしかったです」としみじみと語り、最後に観客と、作中の名言「みなさんにご縁が」「あらんことを!」のコールアンドレスポンスで締めくくった。
(C)あだちとか・講談社/ノラガミ ARAGOTO製作委員会