『ちびまる子ちゃん』

TVアニメ『ちびまる子ちゃん』のさくらさきこ(お姉ちゃん)役や、ミニーマウスの日本語吹き替えなどで知られる声優の水谷優子さんが17日、乳がんのため亡くなった。19日、所属事務所の青二プロダクションが公式サイトで発表した。享年51歳。

水谷さんは、1985年に『機動戦士Zガンダム』でデビュー。以降、『マシンロボ クロノスの大逆襲』レイナ・ストール役、『天地無用』美星役、『デジモンアドベンチャー』武之内空役、『ブラック・ジャック』ピノコ役、『スーパーロボット大戦』シリーズのエクセレン・ブロウニング役など数多くの作品で活躍。1990年に放送開始した『ちびまる子ちゃん』のさくらさきこ(お姉ちゃん)役や、ミニーマウスの日本語吹き替えなどでも知られ、幅広い世代に愛されていた。

『ちびまる子ちゃん』公式サイトでは、原作者・さくらももこ氏、キャスト・スタッフ一同として、「平成2年の初回放送から長きにわたりお姉ちゃんの声を演じていただき、『ちびまる子ちゃん』を楽しく盛り上げていただいておりました。ここに追悼の意を表し、心からのご冥福をお祈り申し上げます」と、水谷さんへの追悼文を掲載している。

また、スカパー!では水谷さんの逝去を悼み、5月20日から6月5日までの間、『ちびまる子ちゃん』や『デジモンアドベンチャー』、『ブラック・ジャック21』、『魔法少女プリティサミー』、『ふしぎの海のナディア』など関連番組を放送するとのこと。

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション