Googleは18日(米国時間)、Google I/O 2016(5月18～20日)の基調講演でウェアラブル端末向けOS「Android Wear」の最新バージョン「2.0」を発表した。今秋より提供される予定。

Google I/O 2016でAndroid Wear 2.0が発表された

Android Wear 2.0では、UIデザインの変更、ウォッチフェイスのカスタマイズ機能の拡充、手書き文字入力のサポート、フィットネス機能の強化といった変更が行われている。なかでも、メッセージアプリなどのスタンドアロンアプリへ対応したことは大きな変化だろう。これまでは、スマートフォンやタブレット端末と連携してアプリを利用する必要があったが、Android Wear 2.0ではWi-FiやBluetoothによって単独でアプリを動かすことができるようになる。

手書き文字入力の対応(上)やスタンドアロンアプリへの対応(下)などの変更がされている

正式版のリリースは今秋を予定しているが、Developer Preview版は同日より公開されている。なお、Developer Preview版の対応機種は「LG Watch Urbane 2nd Edition LTE」と「Huawei Watch」の2機種。