Lenovo傘下のMotorolaは5月17日、スマートフォンMoto Gシリーズの第4世代製品「Moto G」「Moto G Plus」「Moto G Play」を発表した。

Moto G

Moto Gは普及価格帯を狙っており、ディスプレイは5.5インチのフルHD(1920×1080)、プロセッサはSnapdragon 617。RAMは2GB、ストレージは16GB/32GBとなっている。13メガピクセルの背面カメラと5メガピクセルの前面カメラ、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n)、Bluetooth 4.1 LEなどを搭載。内蔵バッテリーは容量が3000mAhで、急速充電機能TurboPowerをサポートしており、15分の充電で最大6時間動作する。本体サイズは153×76.6×7.9~9.8ミリで、重さは155グラム。

Moto G Plus

Moto G Plusは、Moto Gをベースにした普及価格帯向け上位モデルという位置づけ。ディスプレイとプロセッサはMoto Gと同じで、4GB RAM、64GBストレージなどのオプションが用意されている。スペックの違いは2点。まず、像面位相差オートフォーカス機能(PDAF)に対応する16メガピクセルのメインカメラを搭載する。また指紋認証用のセンサーを搭載しており、AndroidのアンロックやGoogle Playストアでの買い物に指紋認証を利用できる。

Moto G Play

Moto G Playは、5インチの720p HD(1280×720)ディスプレイを搭載した廉価モデルだ。プロセッサはSnapdragon 410。RAMは2GB、ストレージは16GB。8メガピクセルの背面カメラと5メガピクセルの前面カメラ、Wi-Fi(802.11 b/g/n)、Bluetooth 4.1 LEなどを搭載。内蔵バッテリーは容量2800mAh。本体サイズは144.4×72×8.95~9.9ミリで、重さは137グラム。

OSは全てAndroid 6.0.1 Marshmallowを搭載する。Moto Gはブラジルで、Moto G Plusはブラジルとインドで17日から販売開始になり、Moto G Playは夏後半にグローバル提供が始まる予定だ。