レノボ・ジャパンは、同社の法人向けハイエンドワークステーション「ThinkStation P710」「ThinkStation P910」を発売した。モジュラーデザインを採用した筐体はそのまま、搭載可能なCPUやグラフィックスを刷新した。

ThinkStation P910

ThinkStation P710

各構成パーツを可能なかぎりモジュール化した「モジュラーデザイン・コンセプト」に基づく筐体により、高い拡張性や自由度を備えるほか、ほぼツールレスで内部をメンテナンスできる。

CPUは最大22コア/44スレッドのXeon E5-2600 v4ファミリを2基まで搭載できる。また。「ThinkStation P710」はXeon E5-1600 v4の選択も可能で、CADやシングルスレッドの性能が重要とされるアプリケーションなど、作業内容に応じて適切な構成を選ぶことができる。

ThinkStation P910の内部

ThinkStation P710の内部

グラフィックスは、「ThinkStation P910」が最大でNVIDIA Quadro M6000×2、「ThinkStation P710」は、NVIDIA Quadro M5000×2。メモリは2CPU/16スロットで最大1TB、2CPU/12スロットで最大384GB(P710)、ストレージは3.5インチが最大6基、または2.5インチが最大10基、NVMe対応のM.2 SSD(PCIe接続)の搭載もサポートする。OSはWindows 10 Pro 64bit / Windows 7 Professional 64bitから選択してプリロードできる。