ディラックは16日、台湾Lian Li製のATXミドルタワーPCケース「PC-K5X」と、サイドパネルがアクリルウインドウになっているバージョンの「PC-K5WX」を発表した。5月27日から発売する。店頭予想価格(税別)は、「PC-K5X」が8,800円前後、「PC-K5WX」が9,800円前後。
Lian Li製PCケースとして初となるSECC(スチール)素材を用いたミドルタワーPCケース。フロントパネルは立体的なデザインとなっており、ケース各部のエアーベントにハニカム構造を採用。前面のエアーベントは防塵フィルタとのサンドイッチ構造とすることで、防塵性能を高めている。
搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×2基、内部3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×4基。ストレージ類はツールレスで着脱可能で、HDDケージを取り外すことで400mmサイズのグラフィックスカードを装着できるようになる。標準搭載ファンは前面に120mm×2基、背面に120mm×1基。オプションで上面に120mm×2基を追加でき、上面には120mm×240mmクラスの水冷ラジエターの装着も可能。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが400mmまで。搭載CPUクーラーの高さは最大160mmまで。搭載電源ユニットの奥行きは210mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×1基、USB 2.0×2基、ヘッドホン出力、マイク入力。本体サイズはW205×D500×H450mm、重量は4.9kg。対応フォームファクタはATX、マイクロATX。