Zaimは、このたび「お金の事を楽しく考える」をテーマに「貯金」に関する調査結果を発表した。調査は4月1日~21日、Zaimを利用する男女1,784名を対象にインターネットで行われた。

独身者にとって貯金は「あると安心できるもの」

毎月貯金をしていますかという質問に対して、全体の約61%が「毎月している」と回答。その内、定期預金や財形貯蓄等「毎月決まった金額を貯金している」と回答したのは全体の32.5%だった。

また、既婚者に限定した場合「毎月定額を貯金」とする回答率が39.2%まで上昇したのに対して、未婚者は25.6%にとどまり、婚姻状況が与える貯蓄行動の影響が浮き彫りになった。

Q.現在、毎月貯金していますか?

現在の貯金目的を婚姻別に調査したところ、既婚者は61.3%が「老後資金への備え」で最多。以下「子どものため」が37.8%、「病気、災害などへの備え」が27.8%と、具体的な目的が上位を占めた。

一方、単身者は「あると安心できる」が最多の45.9%だったほか、「貯金そのものが楽しい」という回答が既婚者のおよそ3.2倍の13.3%となるなど、目的意識に大きな違いがある結果となった。

Q.既婚・独身、それぞの貯金目的は?

現在の貯金状況に対しては満足しているかという質問については、およそ4割が「あまり満足していない」と回答。理由は「もっと増やしたい」と積極的な意見が多かった一方、「全く満足していない」と回答した31.9%はその理由として「収入が足りない」「今のままでは将来が不安」等が目立った。

また、独身者は「満足している」と27.7%が回答したのに対し、既婚者は21.1%の結果となり貯金に対する目標と現実のギャップを感じやすいことがわかった。