リンクスインターナショナルは13日、Antec製のPCケースとして、ポリカーボネートを使った2層遮音サイドパネルを採用する「Antec Performance One Series P9」を発表した。5月14日から発売する。店頭予想価格は12,800円前後(税別)。

Antec Performance One Series P9

両サイドパネルにスチールとポリカーボネートを張り合わせた二層の遮音パネルを採用するATX対応ミドルタワーPCケース。内部から発生するシステムノイズをカットしつつ、剛性を高めることで共振も抑制している。前面には最大で360mmサイズの大型ラジエターを増設でき、上面には遮音性を高めるファンカバーを装備。カバー部分は3分割されているので、ラジエターのサイズに合わせて構成を変更できる。

標準搭載ファンは、前面に120mm×2基、背面に120mm×1基。オプションで、上面に120mm×3基もしくは140mm×2基、底面に120mm×1基を追加可能。上面には最大4基(2系統)のファン制御が可能なマルチファンコントローラを備え、ケースファン用3ピン電源コネクタで接続する。回転数はHIGH、STOP、LOWの3段階で調整できる。

搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×3基、外部3.5インチベイ×1基、内部3.5インチ/2.5インチベイ×8基、内部2.5インチベイ×2基。ドライブ類はツールレスで換装でき、内部3.5インチベイはドライブケージごとの取り外しが可能。フィルタ類は上面×1基、前面×2基、底面×2基を備える。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大430mmまで、CPUクーラーの高さは最大165mmまで、電源の奥行きは180mmまでに対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2基、ファンコントロールスイッチ×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW210×D470×H465mm、重量は約9.1kg。対応フォームファクタはATX、マイクロATX、Mini-ITX。