ソニーは5月12日、ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-ZT2000」「BDZ-ZT1000」「BDZ-ZW1000」「BDZ-EW520」に容量3TB以上の外付けHDDをつないだ際、不具合が発生する場合があると発表した。

BDZ-ZT2000

「BDZ-ZT2000」「BDZ-ZT1000」「BDZ-ZW1000」「BDZ-EW520」は、2016年4月に発売されたブルーレイディスクレコーダーだ。

今回発表された不具合は、容量3TB以上の外付けHDDに記録された映像が見られなくなる、またはブルーレイディスクレコーダーが容量3TB以上の外付けHDDを認識しなくなるというもの。容量2TB以下の外付けHDDでは、これらの不具合は発生しない。

製品の型名は、保証書や本体前面の扉の右下に表記されている

ソニーは、対象のブルーレイディスクレコーダーに容量3TB以上の外付けHDDをつないでいるユーザーに対して、以下の対応を呼びかけている。

  • 外付けHDDへの新規の録画および録画予約を中止し、既存の録画予約の録画先は内蔵HDDに変更する
  • 外付けHDDに記録済みの映像を内蔵HDDにダビングする。ダビングの際は移動(ムーブ)を推奨する
  • 記録済み映像のダビングがすべて完了したら、対象製品から外付けHDDを外す
  • 対象製品に登録した外付けHDDの登録を削除する
    (登録の削除により、外付けHDD内の映像は視聴できなくなる)

今後は、ユーザーへの注意喚起メッセージを表示するソフトウェアアップデートを5月下旬に実施予定。不具合の改善は、6月下旬までにソフトウェアアップデートにて行う。なお、6月のアップデート実施までは、容量3TB以上の外付けHDDを新規に接続・登録することを控えるよう推奨している。