アスクは13日、台湾Synology製の4ベイオールインワンNASキット「DiskStation DS916+」を発売した。メモリ容量が2GBか8GBの2モデルを用意。価格(税別)は2GBモデルが80,480円、8GBモデルが88,800円。
3.5インチまたは2.5インチドライブを4台まで内蔵できる高性能NASキット。ハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載し、リアルタイムで4K Ultra HDのビデオ変換が可能となっている。CPUにはIntel Pentium N3710(クアッドコア)を搭載。ビジネス向けとして、ファイル管理用途だけでなく、メールサーバ、VPNサーバ、バックアップ、ネットワークカメラサーバなど幅広い用途で利用できる。
ネットワークインタフェースとして、フェイルオーバーとLink Aggregationに対応したギガビットイーサネット×2基を装備。RAID構築も可能で、対応RAIDモードはRAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / JBOD / Synology Hybrid RAID / Basicなど。転送速度はリード最大225.91MB/s、ライト最大221.04MB/s(RAID 5時)。VMware / Hyper-V / Citrixなどの仮想化環境や、Btrfsファイルシステムもサポートする。
OSには「Disk Station Manager」を採用。管理オプションの柔軟さに加え、複数のSynology NASサーバの一元管理なども可能だ。iOSやAndroidデバイス用の専用アプリなども用意され、ルータのポート転送設定なしで外部アクセスを可能にするクイックコネクト機能をサポートする。オプションの拡張ユニット「DX513」を増設することで、最大9台までドライブを拡張できる。
また、USB 3.0×3基とeSATA×1基を装備し、外部ストレージの接続も可能。IPカメラは最大40台まで接続できる。主な仕様は、CPUがIntel Pentium N3710(1.6OGHz)。最大ユーザーアカウント数は2,048。最大同時接続数は2GBモデルが512、6GBモデルが2,048。本体サイズはW203×D233.2×H165mm、重量は2.04kg。