タニタは5月12日、熱中症指数計「TC-200」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後。
TC-200は、観測地点周辺の輻射熱を計測できる「黒球温度計」を搭載した熱中症対策機器。屋内だけでなく、直射日光下の屋外でも使用できる。計測した乾球温度、湿球温度、黒球温度から、環境省などが提言する暑さ指数「WBGT(湿球黒球温度:Wet Bulb Globe Temperature)」を算出。算出結果に基づき、熱中症発症のレベルをイラストとブザー音で知らせる。判定はレベル1、レベル2「注意」、レベル3「警戒」、レベル4「厳重注意」、レベル5「危険」の5段階。
電源はコイン形リチウム電池(CR2032)×1で、電池寿命は約3カ月(1日4時間使用した場合)。ブザーの音量は大、小、なしの3種類から選択可能。本体サイズはW58×D36×H108mm、重量は電池込みで約65g。ベルトなどに取りつけて持ち運ぶためのアタッチメントとカラビナが付属する。