ジャストシステムは5月12日、18~19歳を対象に実施した「10代の選挙」に関する調査結果を発表した。
最も興味を持っているテーマは「消費増税」
今夏に予定されている参議院選挙の投票意向を尋ねたところ、「必ず行こうと思っている」は26.9%、「行けたら行こうと思っている」は33.3%で、計60.2%が選挙に行きたいと考えていることがわかった。
選挙に行きたいと考えている人に興味を持っているテーマを聞くと、「消費増税」が17.5%でトップ。男女別にみると、男性は1位「消費増税」18.2%、2位「財政再建」8.2%、女性は1位「子育て支援」17.2%、2位「消費増税」16.8%となった。
最も多くの人が推進に賛成するテーマは「育児負担の軽減」で73.4%、次は「待機児童対策の推進」で71.1%。将来、自分が子供を持つ可能性を考慮して、育児環境の整備を望む人が多いと推測される。なお、「消費増税」については、約半数の48.2%が「反対」、19.4%が「賛成」と答えた。
友人や知人と選挙について「よく話す」は8.0%、「ときどき話す」は27.6%で、約3人に1人に当たる35.6%が選挙を話題にすることが判明。しかし、「選挙区制と比例代表選挙の違いを説明できる」は52.5%、「候補者の公認・推薦・指示の違いを説明できる」は28.7%にとどまった。
調査期間は2016年4月14日~18日、有効回答は18~19歳の個人1,000人。