台湾MSIは12日、AMD Radeon R7 360を搭載したオーバークロック仕様のグラフィックスカード「R7 360 2GD5 OCV1」を発表した。13日に発売し、店頭予想価格は税別12,980円。

R7 360 2GD5 OCV1

全長165mmのコンパクトなグラフィックスカード。Mini-ITXサイズなど小型PCへの搭載に好適という。従来モデル「R7 360 2GD5 OC」の後継製品で、スペックを見直すことで低価格化を実現した。

主な仕様はSP数が768基、コアクロックが最大1,100MHz、メモリクロックが6,000MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。TDPは100W。本体サイズはW165×D110×H37mm。重量は348g。従来モデルとのスペック比較は以下の通り。

製品名 R7 360 2GD5 OCV1 R7 360 2GD5 OC
SP数 768基 768基
動作クロック 1,100MHz 1,100MHz
メモリ容量 2GB 2GB
メモリタイプ GDDR5 GDDR5
メモリインタフェース 128bit 128bit
メモリクロック 6,000MHz 6,500MHz
TDP 100W 100W
補助電源ピン 6ピン×1 6ピン×1
出力インタフェース Dual-Link DVI-I×1、HDMI 1.4a×1、DisplayPort 1.2×1 出力インタフェース Dual-Link DVI-I×1、HDMI 1.4a×1、DisplayPort 1.2×1