ジャストシステムはこのほど、「ネットショッピング実態調査」の結果を発表した。同調査は4月15日~18日、20代~50代の男女670名を対象にインターネットで行われた。
宅配ロッカー利用者、わずか7.5%
調査によると、直近1年以内にECサイトで買い物をした人のうち、楽天BOXやはこぽすなど、注文した商品の受取専用ロッカーを「知っている(48.8%)」人はおよそ5割。しかし、「利用したことがある」という人は7.5%だった。
そこで、今後、受取専用ロッカーがどこに設置されたら使ってみたいかを聞いたところ、1位「コンビニ(41.5%)」、2位「駅(24.4%)」、3位「スーパー(21.7%)」という結果となった。また、今後の普及にあたっては、「他者にロッカーを開けられてしまわないようにしてほしい」(42.5%)、「衛生面に配慮してほしい」(31.5%)を要望する人が多かった。
ネットショッピング利用者3割が"店頭受取"を経験
次に、コンビニや配送会社の営業所などで「店頭受取」した経験があると回答した人(32.9%)を対象に、「店頭受取」にした理由を尋ねたところ、「配達員の対応時間内に、自宅で受け取るのが困難」(56.3%)が最も多く、次いで「自宅着よりも、早く手元に届く」(21.6%)、「お得な販売価格が適用される」(20.4%)など、「店頭受取」ならではのメリットが上位に並んだ。