NTTドコモは11日、Androidスマートフォン「Xperia X Performance SO-04H」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を6月中旬に発売すると発表した。同端末はKDDI、ソフトバンクも取り扱うことを明らかにしており、3キャリアから発売されることになる。端末価格は未定。

Xperia X Performance SO-04H

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Xperia X Performanceは、5インチサイズのAndroidスマートフォン。Xperiaシリーズらしく高性能なカメラが特徴で、シリーズ最速となる約0.6秒という起動スピードを実現している。加えて、被写体を追尾し焦点を外さない「先読みオートフォーカス」機能などを備る。フロントカメラもシリーズ史上最高となる約1,320万画素で、F値2.0、広角22mm、高感度撮影が可能な1/3型Exmor RSセンサーなど前機種から大きく進化している。

バッテリーは、米Qnovoの開発するバッテリー制御技術を初めて導入。従来機種であるXperia Z2と比べ最大約2倍の長寿命化を実現した。

デザイン面では、Xperia Zシリーズでおなじみだった背面のガラスをやめバックパネルにメタルを採用している。また、ホワイト、グラファイトブラックモデルにはヘアライン加工を、ライムゴールド、ローズゴールドモデルにはサンドブラスト加工が施されている。なお、背面のロゴはキャリアによって若干異なり、KDDIとソフトバンク版では中央に「XPERIA」ロゴが配置されているが、ドコモ版は「docomo」ロゴを配置している。

そのほかドコモ独自の機能である、VoLTEを超える高音質通話「VoLTE(HD+)」、画面をタップせず端末を振るだけで電話発信できる「スグ電」などが利用できる。通信面では、2GHz帯(受信時最大112.5Mbps)、1.7GHz帯(受信時最大150Mbps)、800MHz帯(受信時最大112.5Mbps)を束ねることで受信時最大375Mbpsの通信が可能な「PREMIUM 4G」に対応している。 主な仕様は以下の通り。

  • OS: Android 6.0
  • CPU: MSM8996(クアッドコア、2.2GHz+1.6GHz)
  • 内蔵メモリ: 3GB
  • ストレージ: 32GB
  • 外部ストレージ: microSDXC(最大200GB)
  • サイズ: W71×H144×D8.6mm
  • 重量: 約165g
  • ディスプレイ: 5.0インチ TFT液晶 トリルミナスディスプレイ for Mobile
  • ディスプレイ解像度: 1,080×1,920ピクセル
  • メインカメラ: 2,300万画素
  • サブカメラ: 1,320万画素
  • バッテリー容量: 2,570mAh
  • 通信速度: 受信時最大375Mbps/送信時最大50Mbps
  • LTE: B1/B3/B19/B21/B28
  • キャリアアグリゲーション: 対応
  • VoLTE(HD+): 対応
  • VoLTE: 対応
  • Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
  • Bluetooth: 4.2
  • 防水: IPX5/8
  • 防塵: IP6X
  • おサイフケータイ: 対応
  • ワンセグ/フルセグ: 対応
  • カラーバリエーション: White、Graphite Black、Lime Gold、Rose Gold