一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11日、Adobe ReaderおよびAcrobatの脆弱性に注意喚起した。
脆弱性を悪用したコンテンツをユーザーが開いた場合、遠隔攻撃により攻撃者が対象PCを操作できるようになる恐れがある。米Adobe Systemsは、メモリ破損やバッファオーバーフローの脆弱性などを含む92件の脆弱性を修正した最新版をリリース。深刻度の評価レーティングは最も高いCriticalとなっており、早急なアップデートが望まれる。影響を受けるFlash Playerは下記のバージョン。アップデートは、各製品の「アップデートの確認」や、ヘルプページなどから行える。
Acrobat DC/Acrobat Reader DC Continuous 15.010.20060およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat DC/Acrobat Reader DC Classic 15.006.30121およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat XI/Reader XI Desktop 11.0.15およびこれ以前(Windows、Mac)