NTTドコモは11日、Androidスマートフォン「Galaxy S7 edge SC-02H」(サムスン電子ジャパン製)を19日に発売すると発表した。端末価格は税込み(以下同)93,960円、月々サポート適用時の実質負担額は、MNPが48,600円から、新規契約/機種変更時が64,800円からとなっている。
Galaxy S7 edgeは、5.5インチサイズのAndroidスマートフォン。前機種「Galaxy S6 edge」と比較しメインカメラの画素数が1,600万画素から1,220万画素に下がっているが、サムスン電子ジャパンが「画素よりも画質にこだわった」とする通り、スマートフォンとして世界初(2016年5月10日現在、サムスン電子ジャパン調べ)のデュアルピクセル技術や従来比最大約10倍となる高速オートフォーカスなど機能面では進化を遂げている。
デザイン面では、5.5インチという大画面ながらディスプレイの両端がカーブしたデュアルエッジスクリーンを採用することで幅約73mmというコンパクトサイズを実現した。また、CPUが30%、GPUが64%高速化しているほか、スマートフォンとして初めてグラフィックエンジン「Vulkan」をサポートする。
そのほかドコモ独自の機能である、VoLTEを超える高音質通話「VoLTE(HD+)」、画面をタップせず端末を振るだけで電話発信できる「スグ電」などが利用できる。通信面では、2GHz帯(受信時最大112.5Mbps)、1.7GHz帯(受信時最大150Mbps)、800MHz帯(受信時最大112.5Mbps)を束ねることで受信時最大375Mbpsの通信が可能な「PREMIUM 4G」に対応している。
また、ドコモではGalaxy S7 edgeを18日までに予約し、19日以降に購入したユーザーに対し、VRコンテンツが楽しめるヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」もしくは、dポイントを7,000ポイントプレゼントするキャンペーンを実施する。
主な仕様は以下の通り。
- OS: Android 6.0
- CPU: MSM8996(クアッドコア、2.2GHz+1.6GHz)
- 内蔵メモリ: 4GB
- ストレージ: 32GB
- 外部ストレージ: microSDXC(最大200GB)
- サイズ: W73×H151×D7.7mm
- 重量: 約158g
- ディスプレイ解像度: 1,440×2,560ピクセル
- メインカメラ: 1,220万画素
- サブカメラ: 500万画素
- バッテリー容量: 3,600mAh
- 連続通話時間: 約1,260分(LTE)/約1,350分(3G)/約860分(GSM)
- 連続待受時間: 約420時間(LTE)/約450時間(3G)/約390時間(GSM)
- 通信速度: 受信時最大375Mbps/送信時最大50Mbps
- LTE: B1/B3/B19/B21/B28
- キャリアアグリゲーション: 対応
- VoLTE(HD+): 対応
- VoLTE: 対応
- Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth: 4.2
- 防水: IPX5/8
- 防塵: IP6X
- おサイフケータイ: 対応
- ワンセグ/フルセグ: 対応
- カラーバリエーション: Black Onyx、White Pearl、Pink Gold