キヤノン、EOS M向けに初のマクロレンズ - LEDライト内蔵

キヤノンは5月11日、EOS Mシリーズ向けのEF-Mレンズとして初のマクロレンズ「EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM」を発表した。6月下旬の発売を予定しており、希望小売価格は税別45,000円。

EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMは、EF-Mマウントに対応した28mm単焦点のマクロレンズだ。絞り開放値はF3.5。APS-Cセンサーを搭載したEOS Mシリーズに装着した際、35mm判換算で45mm相当の画角となる。

レンズ先端部の左右にLEDライトを内蔵したことも大きな特徴だ。LEDライト点灯ボタンを押すことで、左右両方もしくは左右いずれか、明るさの強弱を変更しながら、近接した被写体を明るく照らすことができる。なお、オートフォーカス対応の交換レンズでは、世界初 (※) のLED内蔵製品となる。

最大撮影倍率については、等倍の通常モードに加え、1.2倍となるスーパーマクロモードを用意 (これも世界初 ※)。最短撮影距離は通常モードで97mm、スーパーマクロモードで93mm。レンズ先端から13mm (スーパーマクロモード時) の近さまで被写体に寄れる。

手ブレ補正機構として、シャッター速度3.5段分の効果を発揮する「ハイブリッド IS」を搭載。角度ブレのほか、マクロ撮影時に発生しがちなシフトブレを抑制する。

レンズ構成は、UDレンズ1枚と非球面レンズ2枚を含む10群11枚。リードスクリュータイプのステッピングモーター (STM)によって、スムーズなAF動作を提供する。サイズは全長45.5mm、最大径60.9mm。重さは約130gで、マクロレンズとしては世界最軽量 (※) を実現している。レンズフード「ES-22」が付属する。

ゴリラポッドとテラダモケイがもらえるキャンペーン

キヤノンマーケティングジャパンでは、EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMの発売にあたり「マクロレンズで1/100の世界を遊ぼうキャンペーン」を実施する。8月22日までにEF-M28mm F3.5 マクロ IS STMを購入し、所定の手順で応募すると、JOBYの三脚「ゴリラポッド ハイブリッド」と1/100スケール紙模型「テラダモケイ」の特別版がプレゼントされる。

※2016年5月時点、キヤノン調べ。