公開中の映画『ヒーローマニア‐生活‐』の公開記念イベントが10日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の東出昌大をはじめ、片岡鶴太郎、豊島圭介監督、スペシャルゲストのダチョウ倶楽部が出席した。
本作は人気漫画家・福満しげゆきの代表作『生活【完全版】』を、『ソフトボーイ』、『森山中教習所』といった独特の世界観を構築し幅広いファンを獲得している豊島圭介監督が実写映画化。その公開記念イベントにだめだめなフリーター役で初めてのコメディに挑戦した東出昌大、"若者殴り魔"の異名を持つサラリーマン役の片岡鶴太郎、そして豊島監督が登壇した。
主演の東出は「先日生放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に出させてもらった時に、香取慎吾さんが『こんなにお馬鹿な映画は久しぶりに見たよ』とおっしゃってくださいました。こんなにお馬鹿でヘタレたちが出てくる映画は近年になかなかないと思うので、何も考えずにボーッと見ていただいて、見終わった後に明るい気持ちになっていただけると思います」とアピール。片岡は「還暦を迎えてアクションをやるとは思いませんでした。また新たな道を拓かせてもらいましたね」と満足げだった。
イベント後半にはスペシャルゲストとしてダチョウ倶楽部が登場。誰もが知る伝統のネタ"熱々おでん"を披露し、その元祖とも言える片岡もやる羽目に。最初は「今NHKの朝ドラ(『とと姉ちゃん』)に出ているんですよ! 断らせて下さい!」と拒否反応を示すも、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)以来、実に約四半世紀ぶりに披露した。また、その流れで東出も標的とされ、初めての"熱々おでん芸"にチャレンジ。ダチョウ倶楽部や片岡以上のリアクションで会場を湧かせ、「こんな舞台あいさつになるとは思わなかったです(笑)」と満更でもない様子だった。