KDDIは10日、2016夏モデルとしてAndroidスマートフォン「Xperia X Performance SOV33」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を6月中旬以降に発売すると発表した。端末価格は未定。
Xperia X Performanceは、5インチサイズのAndroidスマートフォン。Xperiaシリーズらしく高性能なカメラが特徴で、シリーズ最速となる約0.6秒という起動スピードを実現している。加えて、被写体を追尾し焦点を外さない「先読みオートフォーカス」機能などを備る。フロントカメラもシリーズ史上最高となる約1,320万画素で、F値2.0、広角22mm、高感度撮影が可能な1/3型Exmor RSセンサーなど前機種から大きく進化している。
デザイン面では、Xperia Zシリーズでおなじみだった背面のガラスをやめバックパネルにメタルを採用している。また、ホワイト、グラファイトブラックモデルにはヘアライン加工を、ライムゴールド、ローズゴールドモデルにはサンドブラスト加工が施されている。
バッテリーは、米Qnovoの開発するバッテリー制御技術を初めて導入。従来機種であるXperia Z2と比べ最大約2倍の長寿命化を実現した。そのほか独自機能として、タスクやキャッシュを最適化するスマートクリーナーを利用できる。
通信面では、4G LTE(2GHz)とWiMAX 2+のキャリアアグリゲーションに対応し受信時最大370Mbps(東京都渋谷駅周辺から順次提供)を実現している。
主な仕様については以下の通り。
- OS: Android 6.0
- CPU: MSM8996(クアッドコア、2.2GHz+1.6GHz)
- 内蔵メモリ: 3GB
- ストレージ: 32GB
- 外部ストレージ: microSDXC(最大200GB)
- サイズ: W71×H144×D8.6mm
- 重量: 約165g
- ディスプレイ解像度: 1,920×1,080ピクセル
- メインカメラ: 2,300万画素
- サブカメラ: 1,320万画素
- バッテリー容量: 2,570mAh
- 4G LTE(2GHz)、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション: 受信時最大370Mbps
- VoLTE: 対応
- おサイフケータイ: 対応
- Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth: 4.2
- 防水: IPX5/8
- 防塵: IP6X
- カラーバリエーション: ホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールド