今年で37回目を迎える若手芸人の登竜門『ABCお笑いグランプリ』が7月に開催されることが9日、わかった。

昨年の『第36回 ABCお笑いグランプリ』で優勝したGAG少年楽団
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1980年に『ABC漫才・落語新人コンクール』としてスタートし、歴代のグランプリ受賞者にはダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、フットボールアワーらお笑いスターが名を連ねる同コンテスト。前回の第36回大会では、GAG少年楽団が大会史上初となるトリオでの優勝を果たした。昨年までは毎年1月に開催されていたが、ABC創立65周年を記念して行われる今年は夏の開催となる。

同じくABC制作の『M-1グランプリ』も手がける辻史彦プロデューサーは、開催時期の変更について「『M-1』の復活を受けて、『ABCお笑いグランプリ』が夏の大会として生まれ変わります。夏の『ABCお笑いグランプリ』、冬の『M-1』と1年を通じて最高のお笑いの大会をお届けできることを、大変誇りに思います」と説明。「歴代王者が作り上げた歴史が語るように、『ABCお笑いグランプリ』を制した者が、『M-1』王者をはじめスターの階段を登っていくのです」と話し、次世代のお笑い界を牽引するスターの誕生に期待を寄せた。

なお大会の出場資格は、芸歴10年以内のプロのお笑い芸人。6月中旬の一次審査、7月初旬の最終選考会を経て決勝進出者が決定し、決勝戦は7月中旬にABCにて生放送される(※関西ローカル)。