MMD研究所は9日、「モバイルインターネット通信に関する利用意識調査」の結果を公開した。それによると格安SIMユーザーの月間データ通信使用容量として最も多かった回答は「1GB未満」だったという。
同調査は、スマートフォンを利用している10代以上の男女1,097人(キャリア利用者551人、格安SIM利用者546人)を対象に行ったもの。契約している月間データ通信容量プランについて聞くと、キャリアユーザーでは「5GBプラン」が17.8%で最多、格安SIMユーザーでは「3GBプラン」が31.9%で最多となった。「契約している通信プランがわからない」とする回答は、格安SIMユーザーが5.9%だったのに対し、キャリアユーザーは20.1%と大きな差が出ている。
次に実際に使用している月間のデータ通信容量について質問。キャリアユーザーは「分からない」(18.7%)が最も多く、格安SIMユーザーは「1GB未満」(19.2%)が最多だった。また、データ通信容量の節約意識について「意識している」(「かなり意識している」、「やや意識している」の合算)と回答したのは、キャリアユーザーが53.3%、格安SIMユーザーが65.2%で大きく差が開く結果となった。