ボーイングは現地時間の5月2日、ボリビアのラパスで737 MAX 8の高地テストを実施したことを発表。同機にとって、アメリカ国外では初のフライトとなった。
ラパスの空港は標高13,300フィート(4,050m)にある。今回のテストでは、高地における737 MAX 8の離着陸を含めた機体性能の確認を行った。737MAXプログラムのゼネラルマネジャーを務めるキース・レバークーン氏は、「エンジンやその他のシステムなどは、過酷な状況下でも我々が期待していた通りの性能を発揮した」とコメントしている。
737 MAXに関しては現在、3機の試験機を用いて100以上のフライトを実施しており、今後数週間の内に、4機目と5機目の試験機がそれぞれ初飛行を迎える。737 MAXは2017年第3四半期に引き渡しを予定している。