モリンダ ワールドワイド インク 日本支店の「タヒチアンノニ カフェ」(東京都新宿区)はこのほど、日曜日限定でオープンしている企画カフェ「週末AGEレス カフェ」の5月・6月の月替わり限定新メニューについて発表した。
「週末AGEレス カフェ」は、「タヒチアンノニ カフェ」が毎週日曜日、通常メニューとは違うAGEレス(AGEをためない)メニューのみを提供する企画カフェ。
AGE(終末糖化産物)とは、主にたんぱく質が糖と結びついた有害な合成物質のこと。体内で余った糖によって作られる物質で、老化の原因物質のひとつと言われている。暴飲暴食、運動不足など不健康な生活習慣により蓄積されるという。
カフェでは、「野菜(食物繊維)を豊富に取り入れる」「加熱しすぎない調理法」「糖質(ご飯、パン)は低GI食品である玄米や胚芽パンを使用する」というAGE対策のための3つのポイントをおさえたメニューを提供。月替わりの限定メニューも用意している。
5月には、抗糖化食材であるにんにく、バジル、ブロッコリー、食物繊維豊富なきのこを使用した「バジルときのこのトマトシチュープレート」(950円)を販売する。食材のひとつ「ブロッコリー」に含まれるαリポ酸は、糖化反応を阻害して体内でAGEを作らないように作用すると言われているという。
6月には「七色の野菜ビビンバ」(950円)を販売する。ご飯は少なめにし、野菜をたくさん食べられるよう工夫した。食材のひとつ「アボカド」はビタミンEが豊富に含まれており、糖の吸収を抑制する働きがあるとのこと。通常ビビンバで使用するごま油はAGEが高いため、低AGEのエゴマ油で調理している。
また、各メニューにどのくらいのAGE量が含まれているかを示す単位「exAGE(イーエックスエージーイー)」も記載。1日の摂取目安は15,000exAGEとされているが、5月の「バジルときのこのトマトシチュープレート」は1,250exAGE、6月の「七色の野菜ビビンバ」は3,837exAGEと、いずれもAGE量は低く抑えられている。
店内では、「TruAgeスキャナー」を使ってAGE値を測定する無料サービスも実施。AGE値を計測することで、体内年齢がわかるという。その場でスタッフがAGE値の説明や、AGEがたまらないようにする方法などをアドバイスする。
※価格はすべて税込