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Q.子どもに中学受験をさせます(させました)か? |
中学は地元の公立校に通わせるつもりだったけど、周りのママ友は中学受験をさせるらしいので少し悩んでいる。やっぱりうちの子も私立を受験させるべき? 今回は、マイナビニュース会員のうち子どもを持つ既婚の男女191名(男性: 126名、女性: 65名)に、子どもの中学受験に関して質問してみた。
Q.子どもに中学受験をさせます(させました)か?
はい 17.3%
いいえ 82.7%
Q.理由を教えてください
「はい」を選んだ人の意見
・「子どもが行きたがった」(65歳男性/フードビジネス/営業関連)
・「本人が希望しているのでチャレンジさせてみたい」(46歳男性/専門商社/クリエイティブ関連)
・「公立中学校の学力や家庭(レベル)の低さが目に余ります」(44歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「公立の中学校は荒れているから」(72歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「(子どもの)頭が良かったから」(48歳男性/クレジット・信販/事務・企画・経営関連)
・「(子どもに)能力があったから、ない人は考え直した方がよい」(54歳男性/紙・パルプ/技能工・運輸・設備関連)
・「国立中学校の教育内容がよいから」(57歳男性/専門商社/専門職関連)
・「私が小学校の親と浮気して地元の学校にいけなくなった」(42歳男性/その他電気・電子関連/営業関連)
・「本人の意思ありきですが、いろんなことに挑戦し、成功と挫折の両方を経験してほしいから」(41歳男性/フィットネスクラブ/クリエイティブ関連)
「いいえ」を選んだ人の意見
・「私立に通わせる余裕はない」(30歳男性/精密機器/メカトロ関連技術職)
・「そこまで教育の必要性を感じていない」(57歳男性/通信関連/営業関連)
・「公立でも十分教育は可能」(66歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「あまり詳しくないが、中学の受験に意味があるのかわからない」(32歳男性/農業協同組合/公共サービス関連)
・「幼少期は遊びを一生懸命にさせたい」(44歳男性/セキュリティ/営業関連)
・「15歳までは子どもらしくのびのびと、高校以降に本人が望めば勉強でもスポーツでもやれば十分と考える」(50歳男性/ソフトウェア・情報処理/クリエイティブ関連)
・「住んでいる地域によい私立中学校がない。首都圏なら考える」(33歳女性/化粧品・医薬品/営業関連)
・「自分は大学まで受験をしないできたので、学歴だけがすべてではないと思うので」(46歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「ここの地域では中学受験という風習がない」(48歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)
・「中学生で遠距離通学は酷な気がする」(48歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「高校受験、大学受験は子どもの人生を決めるうえで大切だと思うが、中学受験はそれほど影響が大きいとは思わないし、どちらかというと勉強以外のいろいろな経験をさせたほうが将来大人になってから役に立つと思う」(44歳男性/設計/メカトロ関連技術職)
■総評
子どもに中学受験をさせる、もしくは「させた」と答えた人は17.3%。「させない」派が82.7%と圧倒的多数を占めた。中学受験をさせる理由としては「本人が希望したから」という回答が特に多く、子どもが受験したいと言ったので受けさせたが親としては反対だったという人も。受験を無理強いしたわけではなく、本人の意思を尊重した上での決定だったようだ。その他の意見としては「高校受験が無いことによる伸び伸びとした学校生活を送ってほしかった」「いい大学に行きやすいベース作りだから」といった理由が挙げられた。
受験させない理由としては、まず「経済的な問題」があるようだった。公立に比べ、学費など何かとお金がかかる私立。ある程度の経済的余裕がないと通わせるのが厳しく、諦めざるを得ない場合もあるようだ。
「高校まではのびのび育ってほしい」という声も多かった。「中学までは友だちをたくさん作りのびのびと育ってほしい」「中学時代から電車通学などするよりも、部活などもっとその時代にしか経験できないことを経験していってほしい」とのこと。勉強だけに固執せず、今しかできないことを思いきり楽しんでほしいと願っているようだ。このほかにも、「受験生がいると大変」「勉強があまりできないので無理だと思う」「公立中学がいい学校だから」といった理由が挙げられた。
中学受験すべきか、それとも高校受験か……。保護者にとっては非常に悩ましい問題だが、受験のメリット・デメリットを考慮しつつ、子どもの特性にあった進路を考える必要がありそうだ。
調査時期: 2016年2月23日～2015年3月7日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 既婚男女191名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません
