タムロンは、フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の大口径広角レンズ「SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)」と、と大口径標準レンズ「SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)」のソニー用を5月12日に発売する。希望小売価格(税別)はいずれも90,000円。
いずれもキヤノン用とニコン用が発売されているが、このたびソニー用の発売日が決定した。ソニー製のカメラボディに手ブレ補正機能が搭載されているため、レンズには手ブレ補正機構「VC」を備えていない。
SP 35mm F/1.8 Di USD(Model F012)の最短撮影距離は0.2m、撮影倍率は1:2.5で、クラス最高の近接撮影能力を持つ(同社調べ)。レンズ構成は9群10枚。LD(Low Dispersion)レンズやXLD(eXtra Low Dispersion)レンズ1枚を採用することで色収差を補正し、色にじみのないクリアな描写が行える。APS-Cカメラでは、54mm相当の中望遠レンズとして使用可能だ。
SP 45mm F/1.8 Di USD(Model F013)のレンズ構成は8郡10枚。2枚のGM(ガラスモールド非球面)レンズが像面湾曲や球面収差、コマ収差を補正することで、画面全域において安定した解像度を実現する。APS-Cカメラでは、70mm相当の中望遠レンズとして使える。