日立アプライアンスは4月27日、同社の1L(5.5合)炊き高級炊飯IHジャー炊飯器「ふっくら御膳」シリーズの新モデル「RZ-YW3000M」を発表した。カラーはメタリックレッドとパールホワイトの2色。発売は6月23日で、価格はオープン。推定市場価格は110,000円前後(税別)となる。
RZ-YW3000Mは、圧力をかけた状態で高温のスチームを発生させるという、独自の技術を継承した炊飯器。新モデルでは米を高温で浸水させることで、従来機種よりも甘みの強いごはんを炊飯可能となった。極上炊き分け機能(白米・無洗米)においては、浸水や蒸らし時間によって炊きあがりの食感を調整。しゃっきり・ふつう・もちもちという3つの食感から、好みや用途に合わせたコースを選べる。
さらに、「1合まで」「2合まで」といった少量の米もおいしく炊飯できるようになった。少量炊飯時は、内釜にできるスペースに「圧力スチーム」をかけて釜内を高温に保つとともに、独自の加熱制御も行う。
「蒸気カット」機能によって蒸気排出量を抑制し、置き場の自由度が高まっている。カットした蒸気は再加熱し、保温時に再スチーム化。このため保温したご飯もしっとりつややかに保てるという。製品サイズはW268×D352×H237mmで、重量は約6.6kg。炊飯時の最大消費電力は1400W。
同時に、ミドルクラスとなる1L(5.5合)炊きの「RZ-YV100M」と1.8L(1升)炊きの「RZ-YV180M」も発表された。こちらは7月21日の発売予定で、価格はオープン、推定市場価格(税別)はRZ-YV100Mが65,000円前後、RZ-YV180Mが68,000円前後。