2016年秋より放送がスタートするTVアニメ『ナンバカ』のメインビジュアルやキャストが27日、発表された。
原作は、双又翔氏がWeb漫画アプリ・comicoで連載している同名コミック。世界最大級の南波刑務所を舞台とし、癖のある囚人たちと最強の看守たちが繰り広げるおバカでシリアスなストーリーを描く。メガホンを取るのは、アニメ『坂本ですが?』の高松信司監督。シリーズ構成の広田光毅氏とタッグを組み、アニメーションを『長門有希ちゃんの消失』(2015年)などのサテライトが制作する。
キャストとして発表されたのは、上村祐翔、柿原徹也、汐崎アイル、小林大紀、関智一、明坂聡美の6人。主人公の囚人番号15番(ジューゴ)役を上村が務めるほか、柿原が11番(ウノ)を、汐崎が69番(ロック)を、小林が25番(ニコ)を、関が看守側のメインキャラで主任看守部長・双六一(すごろく・はじめ)を、明坂が看守長・百式百子(ひゃくしき・ももこ)を、それぞれ演じる。
上村は、「原作のハチャメチャ感そのまま、楽しく全身全霊で芝居をして、より魅力的なアニメ『ナンバカ』にしていけるように頑張ります!」と意気込みを見せる。柿原は、配役が決まった時のことを振り返り、「こんな個性的なキャラクターを演らせてもらえることに年甲斐なくはしゃいでしまいました」と回顧。「若いキャストが多いので、柿原おじちゃんも頑張るぞー!」とアピールしている。
一方、看守側の関は、「すごろく(ゲーム)は最近久しくやっておりませんが(笑)、頑張って演じさせていただきます!!」とコメント。「漫画もとってもカラフルな色彩なので、アニメの絵の仕上がりも楽しみです!!」と期待を寄せる。comicoのサービス開始時から原作を読んでいたという明坂は、「まさか自分が百子になるなんて今でも信じられません」と歓喜。「一読者としてもとても楽しみにしていた『ナンバカ』、放送が楽しみです」と感慨を口にした。
さらに、6月15日(ジューゴの日)にキャストによるニコニコ生放送の配信が決定。キャラクターソングの制作やイベントなども放送前から予定されており、クロスメディアでの展開を目指すという。
(C)双又翔/comico/南波刑務所更正委員会