スズキはこのほど、「第14回北京モーターショー」(一般公開は4月29日から5月4日まで)にて、コンパクトクロスオーバー「イグニス」をベースとした「イグニス トレイルコンセプト」「イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト」の2台を海外初公開するとともに、二輪車ではロードスポーツバイクの新型「SV650 ABS」を中国初公開したと発表した。
「イグニス トレイルコンセプト」は2015年の東京モーターショーで発表されたモデル。「クロスオーバーの楽しさをさらに拡げる」をテーマに、ラフロードで力強く走るシーンを想定したコンセプトモデルとなっている。
「イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト」は2016年の東京オートサロンで発表されたモデル。「週末の冒険家たちへ」と銘打ち、週末をアクティブに過ごす大人の為のコンセプトモデルとのこと。
「SV650 ABS」は2015年のイタリア・ミラノショーで発表された新型ロードスポーツバイク。出力と燃費性能を高めた645ccのV型2気筒(Vツイン)エンジンを、軽量でコンパクトな車体に搭載した海外向けモデルとなっている。
その他にも、四輪車では「ビターラ」(日本名「エスクード」)、「SX4 S-CROSS」、「アリビオ」、「スイフトスポーツ」、「グランドビターラ」(日本名「エスクード2.4」)、「ジムニー」(日本名「ジムニーシエラ」)、二輪車では「隼」といった市販車を出品する。
なお、同社は「イグニス」の量産モデルを2017年中に中国市場へ導入する計画であり、「SV650 ABS」も2016年5月から中国で販売開始する予定としている。