パナソニックは26日、Windows 10 Proを搭載した法人向け頑丈タブレットPC「TOUGHPAD 4K」新モデルを発表した。5月10日から順次発売する。価格はオープン。

Windows 10 Pro搭載の「TOUGHPAD 4K」

「TOUGHPAD 4K」シリーズは、A3をほぼ実寸で表示できる、20型の大画面を搭載した法人向けタブレット。解像度は3,840×2,560ドットで、4K液晶搭載タブレットとして世界最軽量、最薄をうたう。今回発表された新モデルは4機種。既存モデルでは、Windows 10 Pro搭載モデルにIntel Core i7-5600U vProを採用していたり、Windows 8.1 Pro ダウングレード権行使のWindows 7 Professional搭載モデルを用意していたが、今回の新製品では、Windows 10 Pro搭載モデルにCore i5-5300U vProを採用。また、Windows 10 Pro ダウングレード権行使のWindows 7 Professional搭載モデルを用意する。

上位モデル「FZ-Y1CHBBZVJ」の主な仕様は、OSがWindows 10 Pro 64bit、CPUがCore i5-5300U vPro(2.30GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、通信機能がIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANやBluetooth 4.1など。HDMI 2.0入力端子やMini DisplayPort出力端子も装備する。

ほか、ほぼ同等の仕様で、Bluetoothのバージョンが4.0となり、OSがWindows 7 Professional 64bit(Windows 10 Proダウングレード権行使)となる「FZ-Y1CHBBZMJ」を用意する。

ベースモデル「FZ-Y1CAAAZV」では、上記仕様からメモリが4GB、ストレージが128GB SSDへ変更となり、Mini DisplayPortやHDMI 2.0端子が省かれる。上位版と同じく、Bluetoothのバージョンが4.0、OSがWindows 7 Professional 64bit(Windows 10 Proダウングレード権行使)となる「FZ-Y1CAAAZMJ」を用意する。

本体サイズは共通でW475×D334×H12.5mm。重量は、「FZ-Y1CHBBZVJ」「FZ-Y1CHBBZMJ」が約2.33kg。「FZ-Y1CAAAZVJ」「FZ-Y1CAAAZMJ」が約2.3kg。