奇譚クラブは4月27日、「顔ハメのフチ子 RENOIR」(全4種、各800円・税込)を全国の「ロフト」(一部店舗を除く)にて販売する。

「顔ハメのフチ子 RENOIR」(全4種、各800円・税込)

フチ子シリーズは、2012年に7月に奇譚クラブとマンガ家・タナカカツキ氏が共同開発したカプセルトイ。「OL風の女性"フチ子"をコップのフチに腰掛けさせたりぶら下げたりして遊ぶ」というコンセプトと、その光景を写真に撮ってSNSに投稿する遊びで話題となり、現在までシリーズ累計1,000万個を超えるヒットとなっている。

「顔ハメのフチ子」は、2015年7月に発売された「フチ子」の地域限定シリーズで、観光地などで見られる「顔ハメ看板」のフィギュアとカプセルトイ「コップのフチ子」をセットにしたもの。看板のフィギュアに「フチ子」のフィギュアをかけることで、「フチ子」が看板から顔をのぞかせているような仕上がりになる。

今回発売される「顔ハメのフチ子 RENOIR」は、生活・ホビー雑貨チェーン「ロフト」と共同で企画・開発が行われた商品となる。「顔ハメのフチ子」の仕組みを利用し、フランスの印象派画家であるピエール=オーギュスト・ルノワールの絵画作品にフチ子が顔をハメるという大胆なアレンジを施している。

ロフトによると、「若い世代を中心に人気を誇る"フチ子"を通して、"ルノワール作品"を広く知ってもらいたい」という思いから商品化に至ったという。商品ラインアップは、『ぶらんこ』『猫を抱く子供』『ピアノを弾く少女たち』『田舎のダンス』の全4種。フチ子の本体カラーも絵画に合わせて設定されている。

『ぶらんこ』

『猫を抱く子供』

『ピアノを弾く少女たち』

『田舎のダンス』

一部店舗を除く全国のロフトのほか、4月27日~8月22日に国立新美術館(東京都港区六本木)で開催される「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」でも販売される。

(c)タナカカツキ/KITAN CLUB