サッポロビールはこのほど、「飲み会」に関する調査結果を発表した。調査は4月1日~11日、社会人1~3年目となる20歳~29歳の男女209名を対象に、同社サイトにてアンケート形式で行われた。
若手社会人8割が「先輩・上司と飲みたい」と回答
調査によると、若手社会人の飲み会の頻度は「月1~2 回程度(56.0%)」が最多。そこで、理想とする頻度を尋ねたところ、「月1~2回(66.5%)」「3~4回(21.1%)」「5回以上(5.7%)」など、実に9割超が先輩や上司と月1回は飲みたいと考えていることが判明。さらに、先輩や上司と飲み会に行きたいと思っている若手社会人の割合は、8割(80.4%)にのぼった。
先輩・上司との飲み会では「飲み会マナー」が心配
次に、先輩や上司と飲む際に心配に思うことについて聞いたところ、最も多かったのは「お酒の注ぎ方など、飲み会マナーが心配(42.1%)」という声。そのほか、「場を盛り上げるための芸を求められそう(28.2%)」や「割り勘などお金が心配(24.4%)」といった回答も高い割合を示した一方で、「イッキ飲みの強要(3.9%)」や「自身の適量以上のお酒を強要されそう(3.6%)」を心配している人は非常に少ないという結果となった。
続いて、「先輩・上司との楽しめそうな飲み会にはどんな要素が必要ですか?」と質問したところ、「自分の知らない店を教えてもらえる(56.9%)」「人脈を広げてもらえる(56.0%)」「仕事や人生の悩みを聞いてもらえる(53.6%)」という人がそれぞれ半数を超え、若手社会人が先輩や上司との飲み会には多くのことを期待している様子がうかがえた。
「大きな仕事が一区切りついたとき」に飲みたい
最後に、どんな時に上司や先輩と飲みに行きたいか尋ねたところ、「大きな仕事が一区切りついたとき(61.7%)」が最多回答に。さらに「飲み会がコミュニケーションの良い手段となると思いますか?」という問いに対して、若手社会人の87.1%が「(どちらかというと)思う」と回答した。