お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、24日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、熊本地震によるバラエティ番組自粛を「馬鹿げた行為」とコメントした実業家・堀江貴文氏(43)について言及した。
堀江氏は、16日に出演予定だったインターネット放送局「AbemaTV」の麻雀番組が熊本地震の影響で放送延期になったことについて、「熊本の地震への支援は粛々とすべきだが、バラエティー番組の放送延期は全く関係ない馬鹿げた行為」と批判。「人のスケジュールを押さえといて勝手に何も言わずキャンセルするとはね。アホな放送局だ」と怒りをあらわにした。
この発言について松本は、「堀江さんの言うことは大体いつもそこまで間違ったことは言ってないなと思うんです」としながらも、「ただ、この人の言うことは心がいつもない。心がないからなんかちょっと釈然としないところが少しある」とバッサリ。「麻雀番組は別にやめてもいいんじゃないの」と加えた。
松本はまた、安倍晋三首相が出演予定だった17日放送の同番組が、熊本地震の特別番組放送のため中止となったことについて、「松本が激怒して番組辞めるとか言い出すんじゃないか」と一部で報じられたことを報告。その上で、「あの状況の中でオンエアした方が、僕はフジテレビに激怒しますよね。やるわけがない!」と中止は当然の判断だったとし、「バラエティをやってはいけないとは思わないけど、内容と番組次第」との考えを示した。