スポーツウオッチブランドのスントから、アウトドアカテゴリに属するGPSウオッチの最上位モデル「SUUNTO TRAVERSE SAPPHIRE BLACK」が登場する。6月3日の発売で、税別価格は67,000円だ。世界限定2,000本となり、オールブラックモデルの人気が高いという日本では1,000本を販売する予定。
今回の限定モデルは、全体をマットブラックでまとめて、風防にサファイアクリスタルガラスを採用している。ケースはグラスファイバー強化プラスチック製、ブラックベゼルはステンレススチール製、ストラップはフィット感と通気性に優れるシリコン製だ。米軍調達規格のMIL-STD-810Gをクリアしている。
位置計測としては、GPSのほか、ロシアの衛星位置システム「GLONASS」に対応。ルートの軌跡、高度、速度などを記録する。本体に記録したログは、iPhoneやAndroidスマートフォン用の無料アプリ「Movescount App」によって同期が可能。ウオッチ本体と端末の接続はBluetoothだ。スマートフォンの着信通知、メール受信通知と件名・本文の一部表示といった、スマートウオッチ機能も備える。
アウトドアで役立つ機能のひとつが、Breadcrumb Track(ブレッドクラム・トラック)だ。アクティビティを記録しているとき、ルートの軌跡をフェイス上のマップでリアルタイム表示する。スタート地点への最短距離とルート案内や、来た道を同じルートで戻るナビゲーションを利用できる。
そのほか、高度計、気圧計、電子コンパス、日の出・日の入り時刻、強い光を発するフラッシュライト、バイブレーション、モーションセンサーによる消費カロリー表示、歩数計といった機能を持つ。
バッテリーの持続時間は、GPSデータの取得頻度によって異なる。1秒ごと取得の場合は最大10時間、5秒ごとの場合は最大15時間、1分ごとの場合は最大100時間だ。時計画面の表示だけだと最大14日間となる。本体のケース径は50×50mm、厚さは16.5mm、重量は80g、防水性能は10気圧だ。