東武鉄道は、昨年6月から建替え工事を進めてきた東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅の新駅舎を4月23日から使用開始する。
新駅舎は長年にわたって街を見守り続けてきた旧駅舎の温かなイメージを継承し、天然石材を用いたモダンな屋根と、木材を用いた吹き抜けのある天井が特徴的な平屋の建物に。駅舎内には、地域の情報発信拠点としてギャラリースペースを新設。埼玉県、さいたま市、大宮盆栽美術館と協力し、大宮公園や氷川神社など周辺地域の魅力や各種案内情報を地域住民や観光客に向けて発信する。
駅前広場は従来からあるヒマラヤスギを中心に、針葉樹のコニカなどを植えた植栽帯を設けたほか、地元町会ボランティアと協働で花壇を設置。緑豊かな地域の玄関口にふさわしい景観を創出する。