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こんにちは。結婚3年目に突入します、一色文春です。夫婦のトラブルは些細なことから起きがち。なかでも一番やっかいなのは、夫婦関係が冷め切ってしまうこと。愛し合って結婚したのだから、いつまでも愛のあふれる夫婦でいたいですよね。
「あゝ、映画のような素敵な夫婦でい続けたい」。
そんなことを思い立った今回は、マンネリ夫婦にならないための5つの習慣を映画からピックアップしてみようと思います。
1.手紙を書く
付き合いたての頃は、よく手紙を書いていました。誕生日、クリスマス、バレンタイン、そしてそれ以外のなにもない日も。手紙を書いて相手のもとに届くまでの間、電話をしたりするのに手紙を書いたことには触れない。そんな時間差で想いが伝わるのって素敵ですよね。
手紙といえば、この映画。『P.S.アイラヴユー』ではないでしょうか。 亡き夫から突然届く手紙を通じて、前向きに人生を向きあおうとする妻の物語。手紙の末尾に添えられる"P.S.I love you"の決め台詞が、これまた素敵。夫婦になっても、想いを伝えられるうちに愛の言葉を形に残したいものです。
2.2人の思い出を振り返る
どれだけ愛し合い、たくさんの思い出をつくっていっても、記憶というのは色褪せていくもの。旅行やイベントごとだけでなく、日常の些細なやり取りが2人の愛を深めていくのに、どうして僕らは忘れてしまうのでしょう。
認知症の妻に、ある男女の恋愛物語を読み聞かせる映画『きみに読む物語』。理想の夫婦像を描いた名作中の名作です。劇中の男女の物語のように、夫婦間に起こる些細な日常を書き綴り、2人で振り返ってみてはいかがでしょうか。毎日たくさん写真を撮って、アルバムをつくっていくのもいいかもしれません。
3.家族・友人で食卓を囲む
最近、人間観察をしていて思うのは、人というのは接する相手によって表情が変わるんだなということ。鬼のように厳しい上司も、家族の前ではにんまり笑顔。
でも、どちらが本物かという話ではなく、どちらも本物で、どちらもその本人の表情。そう考えると、愛するパートナーのいろいろな表情を見てみたいですね。
大ヒット作『ワイルド・スピード』シリーズでは、主人公のドミニクやオコナーとその家族や友人が集まって食卓を囲むシーンが頻繁に登場します。普段と違った面々が集まる食卓は、過去の思い出話から他愛もない話まで、いろいろな話題が飛び交い、いろいろな表情が生まれます。 家族や友人を招いた食卓は、パートナーの新しい一面に出会える貴重な機会なのです。
4.サプライズをする
サプライズ……結婚してからしてますか? 夫婦生活を送っていると、ひとりの時間が取りづらいため、サプライズを準備する暇もないかもしれません。そもそも、イベントごとに慣れてしまい、相手を喜ばそうとする機会も減ってしまいます。だけど、サプライズってやっぱり嬉しいものですよね。
役所広司さん主演の映画『Shall we ダンス? 』のリメイク版『Shall We Dance? 』。ラストのシーンで、主演を演じるリチャード・ギアがタキシードに身を包み、一輪のバラを抱えて妻の職場にサプライズ登場します。夫婦なのに、そんな登場の仕方をするなんて、なんてキザ! いや、なんて素敵!! 夫婦になっても、ロマンチックなサプライズを仕込んでいきたいです。
5.2人だけでホテルに泊まる
最後にご紹介する映画は『ビフォア・ミッドナイト』です。三部作の完結編である本作は、これまで曖昧な関係であった2人が夫婦になって物語が進行します。
夫婦になると、現実がいろいろ見えてきてしまうもの。歳もとり、お互いに中年体型。惹かれ合っていた若かりし頃はどこへ行ってしまったのでしょう。
そんな夫婦を恋人同士へと引き戻してくれる場所があります。それは、ホテル。わざわざ同じ家に住んでいるのにホテルに泊まるなんて、ぜいたくに感じるかもしれません。しかし洗い物も掃除も気にしなくていい、あるのはお互いの存在だけ。そんな空間に2人きりで泊まってごらんなさい。若かりし当時の2人に戻れますから。
おわりに
映画というのは、現実とは別次元の世界であるにもかかわらず、再現できそうなこともたくさんあるんですね。これからもずっと、恋人同士のような夫婦でいたい。帰ったら、妻を抱きしめたいなと思います。