4月20日~22日、中国・深センにて家電製品展示イベント「CE China」が開催されている。主催者はIFAを運営しているメッセ・ベルリン。BOSCHやSIEMENS、KARCHERといったドイツ企業のほか、日本からはオンキヨーが出展している。
CE Chinaは成長著しい中国市場に向けて、今回初めて催されるイベント。メッセ・ベルリンのCEOであるChristian Goke氏は、深センを開催地に選んだ理由の一つに、中国におけるエレクトニクス産業の中心であることを挙げた。
上海で開催されるCES ASIAとの差別化について、IFA Executive DirectorのJens Heithecker氏は、CES ASIAは自動車産業やテクノロジーの紹介が目立つが、CE Chinaはコンシューマー向けの家電製品が主役のイベントであると語った。会場に至る通路には、「See you next year!」との表示があり、このイベントを長期的に育てていくというメッセ・ベルリンの意向が示されている。
IFAが世界各国のメディアを集めて情報を提供する「IFA Global Press Conference」(IFA GPC)もCE Chinaに合わせて香港と深センで開催。IFA GPCが欧州以外の地域で行われたのも今回が初めてのことだ。CE ChinaおよびIFA GPCについては、順次レポート記事を掲載していく。