シャープは21日、「AQUOSタイムシフト」に対応したブルーレイディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新製品(8モデル)を発表した。5月30日に発売し、価格はオープン。

今回の8モデルは、チューナー数と内蔵ハードディスクの容量によって、大きく3グループに分かれる。地上・BS・110度CSデジタルの3波チューナー×3を搭載するのが「BD-NT」シリーズ(3モデル)、同じく3波チューナー×2の「BD-NW」シリーズ(4モデル)、3波チューナー×1の「BD-NS500」だ。

BD-NTシリーズ

BD-NTシリーズは、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×3を搭載するモデルだ。ラインナップは、HDD容量が3TBのBD-NT3000、2TBのBD-NT2000、1TBのBD-NT1000という3モデル。それ以外の主な仕様と機能は、各モデル共通だ。

推定市場価格は、BD-NT3000が120,000円前後、BD-NT2000が90,000円前後、BD-NT1000が80,000円前後(以下、価格はすべて税別)。

BD-NT3000

「AQUOSタイムシフト」に対応し、液晶テレビ「AQUOS」で視聴中の番組を最大90分まで、一時的な自動録画が可能。後から続きを視聴したり、見逃したシーンまでさかのぼって視聴できる。

ドラマの録画に特化した機能「ドラ丸」も強化され、新たにBSデジタル放送に対応した。新作連続ドラマを自動的にリストアップし、初回から4週間分の自動録画を行う。子画面で録画番組のシーンを静止画確認できる「見どころポップアップ」機能や、字幕データから抽出した文字情報を追加した「セリフ付き見どころポップアップ」機能も搭載する。

そのほか、スマートフォンを使って外出先から番組検索や録画予約できる「AQUOSリモート予約」、AQUOSブルーレイに録画した番組をダビングできる「買換えお引っ越しダビング」といった機能を搭載。SeeQVaultにも対応している。映像出力インタフェースはHDMI×1で、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANも装備。本体サイズはW430×D195×H48mm、重量は約2.6kg。

BD-NWシリーズ

BD-NWシリーズは、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2を搭載するモデル。HDD容量が2TBのBD-NW2000、1TBのBD-NW1000、500GBのBD-NW500がある。本体カラーはブラックだが、BD-NW1000にはホワイトモデルも用意した。それ以外の主な仕様と機能は、上記のBD-NTシリーズとほぼ共通だ。

推定市場価格は、BD-NW2000が80,000円前後、BD-NW1000とBD-WW1000が70,000円前後、BD-NW500が60,000円前後。

BD-NW2000

BD-NW1000のホワイトモデル(BD-WW1000)

BD-NS500

「BD-NS500」は、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×1を搭載するモデル。本体色はブラックで、HDD容量は500GBだ。それ以外の主な仕様と機能は、上記のBD-NTシリーズやBS-NWシリーズとほぼ共通だ。推定市場価格は55,000円前後。

BD-NS500