帝人はこのほど、「腸内環境への意識と実態」についての調査結果を発表した。同調査は3月10日~11日、主要都市の30~50歳の女性600名を対象にインターネットで実施したもの。
"大腸の奥"の健康について意識したことがあるか尋ねたところ、「どちらかというと意識している」「とても意識している」は40.6%だった。一方、59.3%が「意識したことがない」と答えている。
自分の腸内について気になるかという問いに対しては27.5%が「とても気になる」、54.3%が「どちらかというと気になる」で、合わせると8割以上が気にしているという結果になった。
自分の腸内が劣化していると思うか尋ねると、19.0%が「劣化していると思う」、54.8%が「どちらかというと劣化していると思う」と回答した。自分の腸内が劣化していると思う理由について聞くと、「便秘」(61.6%)、「冷え」(49.0%)、「肌荒れ」(31.8%)が上位に並んだ。
大腸の奥が劣化していく理由は何だと思うか尋ねたところ、「肉や脂っこいものが好き」(51.7%)という回答が最も多かった。次いで「ストレスがたまりやすい」(46.0%)、「定期的な運動を行わない」(36.0%)となっている。
腸内環境を改善するために心がけている手段について聞くと、最も多い回答は「腸内環境を整える食材の摂取」(73.1%)だった。以下「野菜を多めに摂取」(61.5%)、「積極的な水分の摂取」(58.1%)が続き、食事に関する手段が上位にランクインしている。