『ファインディング・ニモ』(03)の続編となるディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の最新予告が20日、公開された。
ピクサー映画の中で、国内興行収入1位となる110億円を記録した『ファインディング・ニモ』から13年。前作の1年後を描いた『ファインディング・ドリー』は、カクレクマノミ・ニモとマーリン親子の親友で忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが主人公となる。
予告編は、前作で日本のファンを魅了した美しい海の描写から始まる。固い絆で結ばれた3匹は平穏な日々を過ごしていたが、"家族の思い出"をドリーが突然思い出したことで、事態は急展開。すぐに家族を探しに行きたいドリーに対して、心配症のマーリンは1年前にニモを探した危険な冒険を思い出して反対する。しかし、ドリーの「家族に会いたい気持ち…わかる?」という寂しげな言葉と、ニモの「今度はボクがドリーを助けるよ」という言葉に心打たれ、幼い頃のドリーの謎を求めて、新たな冒険が幕を開ける。
また、前作でも活躍した人気キャラクター・ウミガメのクラッシュ親子などなじみ深いキャラクターも登場。加えて、思わせぶりな言動を続けながら地上を縦横無尽に動き回るタコ・ハンクと、大きな水槽と思われる場所で陽気にドリーと会話するジンベエザメ・デスティニーといった新たなキャラも姿を見せる。2人は、ニモたちが冒険の末にたどり着いた人間の世界で出会うことになる。
後半には、「ドリーのパパとママが見つかったらお別れなの?」とつぶやくニモの複雑な表情も。大好きなドリーの家族を一緒に捜してあげたい気持ちと、ドリーとの別れを予感している寂しい気持ちが入り交じった何とも切ない言葉だ。
この予告を見た視聴者に向けてのキャンペーンも実施。ハンク役またはデスティニー役の日本語吹替版キャストを予想し、Twitterでハッシュタグをつけてツイート(投稿)すると、抽選で4組8名が来日記者会見に招かれる。応募期間は、4月20日から5月15日まで。このほか、ドリーの幼い頃のかわいらしい姿、ベビー・ドリーの映像も収められた限定予告編が全国の劇場で4月23日から見られる。
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