お笑いコンビ・爆笑問題このほど、5月22日(16:05~17:20)に放送されるテレビ静岡・フジテレビ系単発バラエティ番組『爆笑問題の深海WANTED オーストラリア秘境の海で挑む! 神秘の古代魚』の収録後に取材に応じ、太田光の不可解なボケに、田中裕二が困惑した。

爆笑問題の田中裕二(左)と太田光

この番組は、未知なる"深海"の世界を舞台に、希少生物の捕獲に挑んでいくもので、昨年に続き第2弾の放送。今回は、オーストラリアでゾウの鼻を持つという「ゾウギンザメ」、世界最重量のカニ「キングクラブ」がターゲットだ。

VTRを見て、太田はあらためて深海に感銘を受けた様子を披露。「やっぱり、地球環境が汚染されてるじゃないですか、今」と切り出すと、田中は「関係ねーわ!」とツッコミを入れたが、それに対して太田が「関係なくないよ」と押し返した。

予想外の展開に、田中は「何なんだよ! ボケなのか何なのか分かんないから、とりあえず突っ込んだら何だ! たまに合ってること言うな!」と困惑。それでも太田は、真顔で「ああいう生き物たちを守っていかなければいけないというのが、われわれ人類の使命だろ?」「やっぱり海を守りたいですね」「すばらしいな、地球は。地球は生きてるね」と続け、やはりボケであると確信した田中は「誰でも言うわ! 薄っぺらい!」とあらためてツッコミを入れていた。

しかし、太田はひるまない。ゲストの藤田ニコルが「深海に住みたい。深海人間になりたい」と謎の希望を語ると、「それが可能になったら、土地とか国境の問題もなくなるし、戦争もかなり減ってくると思う」と語り始め、田中から「目がウソをついてる」と指摘されていた。

「ブロブフィッシュ」と言われたハリセンボンの近藤春菜(左)と、指摘した沼津港深海水族館の石垣幸二館長

今回、ゾウギンザメの捕獲には、お笑いコンビ・Wエンジンのえとう窓口が派遣されたが、捕獲を主導した沼津港深海水族館の石垣幸二館長は、今回のスタジオ出演者から一緒に捕獲に行きたい人を聞かれ、ハリセンボンの近藤春菜を指名。その理由を「親近感がすごいあるんですよ。水族館でよく見てる気がして」と説明し、最初は喜んでいた近藤も「深海魚!?」と混乱した。

石垣館長は、具体的に「ブロブフィッシュ」という"世界一醜い生物"と呼ばれる深海魚が、近藤に似ていると断言し、その形状を「ブヨブヨの塊」と説明した上で、「エサにもできるんじゃないかな」と言いたい放題。近藤は「ブヨブヨの塊!? 海に投げられるってこと!? ひでぇやつだな!」と、一般の方を相手に本域のツッコミを入れていた。

番組ではほかにも、前回の番組で捕獲できなかった"悪魔のサメ"と言われる「ゴブリンシャーク」のリベンジに挑戦。さらに、太田光が、オモシロ深海生物No.1を決めるコーナーなども放送される。

(左から) 石垣館長、大渕愛子弁護士、藤田ニコル、田中裕二、太田光、近藤春菜、箕輪はるか

キングクラブのハサミ

ゴブリンシャーク

石垣館長

オダワラフサイバラガニ

ホワイトフィン・スウェルシャーク

テレビ静岡提供