CFD販売は19日、ASUSTOR製のNASケース「62」シリーズとして、10ベイモデル「AS6210T」と8ベイモデル「AS6208T」を発表した。4月中旬から下旬にかけて発売の予定。店頭予想価格(税別)はAS6210Tが138,000円前後、AS6208Tが120,000円前後。
ビジネス向けNASケースのハイエンドモデルで、ベイ数以外の仕様と機能は共通。AS6210Tは最大で10台のストレージを内蔵でき、最大容量は80TBまで対応する。AS6208Tは最大で8台のストレージ、最大容量は64TBだ。内蔵可能なストレージは、2.5インチまたは3.5インチのSATA HDD/SSD。
CPUにはIntel Celeron(1.60GHz)を、メモリにはDDR3L 4GB(最大8GB)を搭載する。対応RAIDモードは、RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10、およびJBODとSingle Diskも設定可能。最大転送速度はRAID 5時でリード398MB/s、ライト355MB/sとなっている。
また、AES-NIハードウェア暗号化エンジンを内蔵しており、暗号化したファイルの転送速度はリード224.71MB/s、ライト123.56MB/sとなる。最大ユーザ数は4,096で、最大グループ数は512、最大共有フォルダ数は512だ。
インタフェースとして、Gigabit Ethernet対応有線LAN×4、USB 3.0×3、USB 2.0×2、eSATA×2、HDMI×1などを搭載。冷却用に120mmファン×2基を内蔵する。本体サイズはW293×D230×H215.5mm、重量は6.4kg。搭載OSはADM 2.5。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2012、Mac OS X 10.6以降、UNIX、Linux、and BSD。