JR北海道はこのほど、北海道新幹線の開業日(3月26日)から4月10日までの利用実績を発表した。新青森~新函館北斗間の16日間の合計乗車人数は約9万2,200人で、1日あたりの平均は約5,700人。前年の在来線の実績との比較で217%となった。

北海道新幹線H5系のシンボルマーク

乗車人数が最も多かったのは開業日の3月26日で、約1万4,200人が利用。開業2日目の3月27日も約8,700人が利用した。4月以降は平日に3,000人台が続くこともあったが、土日は平均5,750人が利用した。

乗車率は27%で、座席別では普通席26%・グリーン席25%・グランクラス37%。乗車率は東京駅発着便では31%に達したが、仙台駅・盛岡駅・新青森駅を発着する便では13%にまで落ち込んだ。各駅の1日平均の乗降人数は、奥津軽いまべつ駅約90人、木古内駅約170人、新函館北斗駅約2,000人となった。

あわせてゴールデンウィーク期間(4月28日から5月8日まで)の予約状況も発表され、4月10日時点で座席数約24万6,300席のうち、約6万8,300席が予約済み(予約率28%)とのこと。前年の在来線に比べて座席数が約3倍に増えたが、それにともない予約数も前年より2.3倍以上に増えたことになる。