JALグループは4月14日、2016年度内にグループ会社のジェイ・エアが運航するエンブラエル170型機(以下、E170型機)全17機の機内インテリアを上質感のある新デザインに刷新することを発表。また、4月20日からはジェイ・エア運航便では初めてとなる機内Wi-FiサービスをE170型機にて開始する。

全17機の機内インテリアを新デザインに刷新

機内インテリアには、高級車などのシートに採用されている本革をシートカバーに採用し、上質感のあるシートに刷新する。さらにカーペットもリニューアルし、機内インテリア全体をトータルコーディネートする。

4月20日からは、Wi-Fiを利用した無料ビデオプログラムサービスを開始し、2016年度内にE170型機全17機に拡大する。また、5月10日より国内航空会社初導入となるエンブラエル190型機(以下、E190型機)についても、同様のサービスを2016年度末頃に開始する予定となっている。なお、E190型機の初号機は大阪(伊丹)=鹿児島線に導入され、順次路線を拡大していく。

機内ではスマートフォンやタブレット端末など、搭乗者自身のWi-Fi対応機器にて、バラエティー、スポーツ、ドラマなどの映像コンテンツを無料で楽しめる。なお、メール、SNS、ウェブ閲覧など、地上とのインターネット通信機能はなく、イヤホンは搭乗者自身で用意が必要になる。

無料コンテンツとして、2016年4月はバラエティー(「マツコの知らない世界」「めちゃ2イケてるッ! 」「アウト×デラックス」 ほか)、キッズ(「妖怪ウォッチ」「ペットの王国 ワンだランド」 ほか)、ビジネス(「カンブリア宮殿」「がっちりマンデー!!」 ほか)、スポーツ(「ゴルフダイジェスト」 ほか)、ドラマ(「孤独のグルメ」 ほか)を予定している。