4月29日公開の映画『テラフォーマーズ』のジャパンプレミアが13日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、篠田麻里子、滝藤賢一、三池崇史監督が出席した。

前列左から伊藤英明、武井咲、山田孝之、後列左から三池崇史監督、ケイン・コスギ、篠田麻里子、滝藤賢一

累計発行部数1,500万部突破の同名漫画を三池崇史監督が実写化した本作。人口の激増によって貧富の差が激しくなった2599年の日本を舞台に、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」とそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いを描く。

3月に行われた完成披露試写会に続き、この日はジャパンプレミアと題したイベントに主演の伊藤英明らキャスト陣と三池監督が勢揃い。MCからお気に入りのシーンを問われた主演の伊藤は「この作品はアクション盛りだくさんの映画です。冒頭のシーンでケインさんがスーツで変異していって、衣装がだんだん大きくなりとても大変だったと思うんですが、とてもカッコよくて素敵でした」と見どころをあげ、山下は「本当に三池監督ならではのワイルドさが出ていて、子どもから大人まで楽しめる作品になっています。僕が今まで見てきた映画の中で一番楽しかったです」と絶賛。その伊藤と山下はプライベートでも仲が良く、本作では2人の熱い友情が描かれており、伊藤が「山下くんはすごくストイックで現場では頼れる存在でした。役に向かう姿勢や周りへの気遣いは本当に勉強になりましたよ」とべた褒めすれば、山下も「いつも先輩として慕っているので、今回は恩を返すつもりで思いっきりぶつかりました。伊藤さんが現場に来るだけで熱量が増えたし、分け隔てなく温かく接している姿に尊敬しました」と褒め称えていた。

女性陣にはアクションシーンが多い本作にちなみ、「女性として守られたい? それとも守ってあげたい?」という質問に武井は「守られたいです!」と即答し、「誰に?」と立て続けに問われると隣にいた山田の猛アピールに驚きながらも「私はやっぱり小吉(伊藤)がいいです!」と答えて山田はガックリ。同じ質問を篠田に向けた際にも横にいた山田が猛アピールすると、篠田は「胸に詰めモノをしたら山田さんが助けてくれるんじゃないかな。巨乳好きなので(笑)。山田さんです!」とコメントすると、山田は「(巨乳好きを)言わないと思った…」と愕然としながらも「ありがとうございます! 5分前から(武井と篠田に)挟まれた時点で脈が止まっているので立っていられないですよ」と照れ笑いを見せた。映画『テラフォーマーズ』は、4月28日より全国公開。