お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦(33)が、13日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、千葉県市川市の保育園建設中止問題について持論を展開した。
全国で9番目に待機児童が多いという同市の住宅街で、今月に建設予定だった定員108人の大規模保育園が周辺住民の反対で開園を断念。番組は現地取材で地元住民の声を拾い、スタジオでは騒音の程度や過去の訴訟問題、防音事例など多角的に検証した。
賛否両論さまざまな意見が交わされる中、中田は一貫して「建設賛成」派。住宅街で道幅が狭く危険を伴うという意見には、「こういうところに建てないといけないわけですよ。繁華街やエンターテイメント施設の真ん中、そういう騒音がOKな場所に建てても通わせられないわけだから」とし、「それは受け入れないといけないと思います」と主張。
また、「子どもの声がうるさい」という声に対し、「(保育園に)庭があっても(子どもたちがいるのは)基本は室内。たまに庭に出るぐらいで」と指摘し、周辺への市の告知が、建設予定地に看板を立てた後だったことを市の落ち度とする意見には「そこまで根回ししないといけないほど保育園側が下にいかなきゃいけないというのは、社会意識が低いということ」と反論した。
さらに、「もっとみんなで育てるんだと。自分もそうやって育ってきたということをどこかで忘れて言っている節があると思う」とも言い、「(告知が)これぐらいのタイミングでもよかったと思う」。今の環境も自宅購入の動機だったという声には、「環境は変わる。世界を変えずに家を買うのは無理だから、そんなに主張しないでもと思います」と述べていた。