オンキヨー&パイオニアイノベーションズは4月12日、デジタルオーディオプレーヤー「DP-X1」「XDP-100R」が、小容量かつ高音質のハイレゾファイル「MQA」に世界で初めて対応したと発表した。

MQAのロゴ

MQAは、英Meridianが開発したハイレゾ対応の音楽ファイルフォーマット。ファイル容量を小さく抑えながらスタジオマスターと同等の高音質を再現する。上位フォーマットとして、音源がアーティストやプロデューサー、版権元などに認められた「MQA Studio」も用意。オンキヨーのDP-X1とパイオニアのXDP-100Rは、Musicアプリをアップデートすることで、世界で初めてMQAに対応する。

オンキヨー「DP-X1」

パイオニア「XDP-100R」

DP-X1とXDP-100Rの画面イメージ。MQAは緑のインジケーターで、MQA Studioは青のインジケーターで表す

DP-X1やXDP-100R用の音源転送ソフト「X-DAP Link」も近日中にアップデートし、MQAをサポートする予定だ。4月12日現在、MQAのファイルはFLACなど異なる拡張子で表示されるが、DP-X1やXDP-100Rへの転送時にはMQAとして正しく認識される。

X-DAP Linkの画面イメージ

また同日より、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」にてMQA音源の配信を開始した。主な配信タイトルは以下の通り。

  • Cantus, Tove Ramlo-Ystad, Frode Fjellheim, Snorre Bjerck「SPES」
  • Nidarosdomens jentekor,TrondheimSolistene 「MAGNIFICAT」
  • V.A.「2L」
  • HOFF ENSEMBLE「Quiet Winter Night」
  • TrondheimSolistene「SOUVENIR」