北海道エアシステム(HAC)は4月28日より、鶴丸デザインの初号機を運航する。HACは2014年10月より再びJALグループに加わり、北海道内のネットワークを3機のSAAB 340B型機で担ってきたが、そのうちの1機をJALグループの象徴である鶴丸デザインへと変更する。
鶴丸のロゴは昭和34年(1959)、JAL国際線の開設やジェット旅客機到来の時代に採用され、昭和35年(1960)に初のジェット機DC-8-32「FUJI」のコクピットのすぐ後に描かれた(尾翼には日の丸をデザイン) 。その後、昭和45年(1970)にボーイング747の就航にあわせ、鶴丸マークは尾翼に大きく描かれるようになる。
鶴丸そのものは、挑戦と成長を続ける日本の品格、信頼感、パイオニアスピリットの象徴するものとして、JALグループの原点・初心をあらわしている。HACは、JALグループの航空会社としてブランドを統一し、利用者の利便性とサービス品質の向上に努め、選ばれる航空会社を目指していくとしている。
なお、HACが保有する他の2機についても、2017年度にかけて順次鶴丸デザインへ変更を予定している。